超ド級初心者の為の投げ釣り講座(2011・4月Ver.)

さて春です。春と言えば投げ釣りシーズン到来です。
夏や秋、冬になってこのページを見た方は春の気分でお楽しみください。

このページはこれから「投げ釣りをやってみよう!」という方は残念。
「投げ釣りに行ったけどなんだか全然釣れねぇ」だとか、「とにかく
訳もわからずやっている。が、しかし釣れねぇ」という初心者の為の
ページです。
更にここでは、「素朴な疑問」「ありがちなのにググってもあまり見当たらない疑問」
を晴らそうじゃまいか。と、いう趣旨で行こうと思います。
また、北海道といっても範囲が広すぎるので、札幌近郊という前提で書いております。
ゴメンナサイ。

じゃあ「これから」って人はどうすんだと。
もしくは、「これ見たけどよくわかんねぇよ」という方は
「掲示板」があります のでここでご質問下さい。

さて、本題に入ります。
まず、このページでご紹介する「投げ釣り」なんですが、投げ釣りと言っても
色々あるわけです。
カレイ釣り、ホッケ釣り、コマイ釣り、カジカ釣り、サケ釣りなどなど沢山です。
今回はとりあえず、旬の魚「カレイ」の釣り方をご紹介しましょう。


どんなカレイが釣れるのか


マガレイ、クロガシラ、砂ガレイ、川ガレイでほぼ決まりです。
← マガレイ。尾びれの根本が黄色い。35センチ超えたらガッツポーズ。

← クロガシラ。40センチ超えたらガッツポーズ。50センチ超えたら自慢。

← 砂ガレイ。両側に黄色い線。がっかりカレイ。

← カワガレイ。普通のカレイと向きが逆。超がっかりカレイ。

○カレイを釣っていると釣れてくる魚(高確率Ver.)

← ホッケ。

← ウグイ(アカハラ)。釣れるとがっかりよりイラっとくる。



シーズンについて


投げ釣りに関わらず、釣りにとってシーズンは大事です。魚がいないのに釣り糸を
垂らしてもそりゃ釣れないのです。

じゃあカレイはいつ釣れるのさ?

ズバリ春です。そして秋にも春ほどではありませんが釣ることができます。
それ以外は釣れねぇのか?と思う方いますね。
釣れます。
ただ数がグンと減ります。四の五の言わずに春と秋と覚えましょう。
ちなみにカレイの季節にはホッケもシーズンインします。
なのでカレイを釣っていると高確率でホッケも釣れます。

日本海(石狩、小樽、積丹、岩内エリア)

3月→ちょいちょい釣れ始める。上旬から中旬までは一桁が多 い。
下旬に入ると10匹前後くらい。

4月→中旬まではムラはあるけど20匹くらい釣れる。下旬か ら
5月に入ると爆釣モード突入。二桁連荘モード。チッコイのか らデッカイの
まで30、40はいける。たまに100釣るアホもいる。

6月→中旬までは連荘モード中。下旬から雲行きが怪しくな る。

7月、8月、9月→嘘のように釣れない。行くだけムダ。

10月→中旬を過ぎた頃からちょいちょい釣れる。数にして 10行くか行かないか。

11月→下旬頃迄は10月とあまり変わらない。下旬になると 怪しくなる。

12月、1月、2月→7〜9月ほどではなけど釣れない。カワ ガレイのオンパレード
という悲しい結果が多い。

太平洋(苫小牧、白老エリア)

ズバリ、5月・6月。日本海ほど数が釣れない。ただし大物が 釣れる。

ホッケはほとんどかからない。


タックル


タックルって何さ?はい、道具の事です。
これって意外とってよりかなり大事です。「ベテランの人みたいに釣りたい!」
って思うなら、以下のような道具を使ってください。

これ大事→セットで1980円とかいうやつは全然ダメ。メー カー品を買ってください。
メーカー品といっても沢山ありますね。はい、

シマノ
ダイワ

これのどちらかで決めるといいです。

「メーカー品って高いんじゃない?初めはやっすいのでいいよ(´・ω・`)」

安物買いの銭失いです。
1980円とかのヤツは10回行ったら終了と思ってください。
更に、飛ばない、切れる、からまる、アタリが来てもわからねぇ、重い、ハンドルもげた
と、もう散々です。

つまりこれが釣れない理由の第一番目の原因です。



竿


初心者にありがちなのが「長い竿の方がいいんじゃね?」ってやつです。

ダメです。

なぜかって言うと、長いと飛びません。重くて疲れます。
ぶっちゃけ理論上は長いほうが飛ぶのですが、実際やると飛びません。

竿ってのは投げる時にいかに曲げられるかで飛距離が変わります。簡単に説明
すると、速く振れば曲がります。速く振るには力がいります。
1メートルの棒を力いっぱい振った時と、3メートルの棒を力いっぱい振った時では
どちらが速く振れるでしょうか?

もちろん短い方ですな。

つまり、長い竿でもそれなりの体格、体力があればより遠くに飛ばせられます。

「じゃ、俺はどちらも自信あるから長いヤツ」などと思うと大失敗こきます。

一応、初心者の為のって事なのでこれ以上説明すると訳がわからなくなってしま
うのでこの辺にしておきます。

異論はありましょうが、ズバリ

4メートル5センチ これに限ります。

4メートル50センチじゃないですよ! 4メートル5センチ、4メートルと5センチです。
「なんだよその5センチって」と思う方、どういうわけかそういう仕様です、
通常、4メートル5センチ、4メートル20センチ、4メートル50センチという仕様が多いんです。

竿にはもう一つ重要なものがあります。

それは「錘負荷」ってやつです。

これはオモリの重さ制限の事です。重いオモリを使える竿は硬く、軽いオモリを使う
竿は柔らかくなります。

まずは30号の竿を使いましょう。

「てか、どうやってわかるのさ、書いてあんの?」

はい、書いてあります。

竿が入っているケースや竿の根本のほうに書いてあります。

例えば4メートル5センチ、錘負荷30号の竿でしたら、

405ー30

4メートル50センチ、錘負荷33号なら

450−33

と表示してあります。

つまり 405−30 ってやつを買っちゃいましょう、とい うことです。

ただしシマノの竿は405−BXという風に錘負荷の表示がアルファベット
になってます。そういう場合、ケースの横っちょに仕様が表示されていて
そこにちゃんとオモリの号数が書いてあります。
ちなみにシマノの場合、405−CXが405−30にあたり ます。

30号とは言っても30号のオモリしか使えないということではありません。
通常、25〜30号のオモリが使えるように幅をとってあります。

また、投げ竿には「振り出し竿」と、「並継ぎ竿」があります。
並継ぎ竿は硬くて高価です。非常によく飛び、感度も抜群です。
だけど初心者の方は絶対買っちゃダメです。
投げるのにチョイ技術がいります。きっちり曲げなくては飛ばない仕様です。
余計飛ばなくなるのでまずは振り出しを使いましょう。



竿の価格等


上記のメーカー品で8000円前後からあります。
高いものは10万円とかしちゃいます。
もちろん高けりゃそれだけいい訳なんですが、初心者の方なら

1万円前後のものであれば問題ありません。

シマノならスピンジョイシリーズ (店頭価格 8000円前後〜10000円超)
ダイワならプライムサーフT  (店頭価格 9000円〜10000万超)



リール


投げ釣りで使うリールには二種類あります。
まず一つ目は通常の投げ釣り用スピニングリール、二つ目は遠投用リール(ド ラグなし)

通常の投げ釣り用スピニングリールっていうのは説明が面倒臭いので、、、つまり
コレです⇒DAIWA リール

それでもってもう一つの方、遠投用リール(ドラグ無し)、コレを使います。
どんなリールかっていうと、スプール(糸を巻くところ)のミゾが浅く出来ていて、投げると糸が
すーーっと出ていくようになっています。
ミゾが浅いですから、太い糸は巻けません。簡単に言うと、細い糸がスーーーっと出て行くので
よく飛ぶわけです。

ただし、このリールを使うに当たってちょっと注意が必要です。
ドラグが付いていませんので、グイグイ引っ張るような大きな魚は釣れません。
磯釣りなんかもちょっと無理です。
つまり、カジカやサケなんかはこのリールじゃ無理ってことです。

北海道の投げ釣りでこのリールが使えるのは、カレイ・ホッケ・コマイ釣りと思ってください。

さて気になるお値段です。
これもまたピンキリで、5千円くらいから8万円くらいまであります。
初心者の方なら5千円〜1万円くらいのもので十分です。

ダイワならファインサーフ35(5千円くらい)、ウィンドサーフ35(1万円くらい)
シマノならスーパーエアロ5000(7千円くらい)、スー パーエアロ スピンジョイ(1万円ちょい)
※店頭価格

なんだか説明不足のように感じますが、それはこの次の「ライン」の項でまとめます。


ライン

ラインって何だ?って方、糸のことです。ここではリールに巻く糸を説明します。
ちなみにリールに巻く糸のことを「道糸」って言います。メインラインなんて言う人もいます。

ラインには色々種類があって、カレイ釣りで使うラインには「ナイロン」「フロロカーボン」
「PE」があります。
強度は同じ号数であればPE>フロロ>ナイロンの順になります。

ナイロンラインってのは、いわゆるナイロンで出来ていて、安くて扱いやすいです。
ただ、強度的に弱いです。また、ナイロンですので伸びます。伸びる分、アタリがとりにくいです。

フロロカーボンラインはナイロンとPEの中間くらいの価格です。ナイロンに比べて硬くて重いです。

PEラインは特殊繊維を何本かよって一本に仕上げたものです。強度抜群、まったく伸びません。
アタリも明確です。ただ、高価で初心者にはちょっと扱いにくいです。

初心者の方にオススメなのはやはりナイロンラインですね。
ですので、この先はナイロンラインを使うことを前提に説明します。

さて、ラインの太さですが、2号を使用しましょう。
遠投用の投げ釣りラインは普通200メートルで一つで売っています。
このラインには25メートル毎に色が塗ってあります。
例えば、青25m→赤25m→黄25m→緑25m→青25m→赤25m→黄25m→緑25mで200メートル
と、こんな具合です。
なので何メートル飛んだかわかるわけです。

ラインは細ければ細いほどよく飛びます。感度もよくなりアタリもとりやすくなります。
ナイロンだと細くできる限界値が1.5〜2号くらいです。
上記の竿、リール、ラインで最低でも100メートルは飛びます。慣れてくれば120メートルくらい飛びます。
この時、飛距離を「何メートル飛んだ」とはあまり言いません。色で言うことが多いです。
100メートルなら「4色飛んだ」とかいうわけです。

ここでちょっとリールの話に戻ります。
リールの項でスプール(糸を巻くところ)の話をしましたが、遠投用のリールには上記のラインが
ピッタリ巻けるように出来ています。
遠投用のリールの箱を見ると、「極細用」とか「細糸用」、「標準」「太糸用」とか書かれています。
更に箱の横に仕様が書いてありまして、例えば「細糸用・ナイロン1.5号ー200m、PE1号ー200m」
なんて書いてあります。
これは、「このリールには細糸用スプールが付いています。巻けるラインは、ナイロンラインの1.5号なら200メートル、
PEラインの1号なら200メートル巻けます。」ということになります。
ここをよく見て購入してください。

購入するリールにナイロンライン2号200メートルがピッタリ巻けるスプールがない場合、スプールを一ランク
太いものにするか、余ったラインを切るかして対処します。
私の場合、ナイロン2号を200メートル巻くのでしたら、ナイロン1.5号用のスプールに巻いて1色分切って
使用します。ナイロン2号なら175メートルあれば十分ですので。


力糸

ラインのお話、残念ながらまだ終りません。
実はこのラインはこのまま使うことができません。
ラインが細いのでこのラインに直接仕掛けを付けて投げると一発でブチ切れて どっかへ飛んでいってしまいます
そこで、このラインの先端に力糸というものを結んで使いま す。
この力糸というのは、テーパーといって先からドンドン太くなっていくように出来ています。
長さは平均15メートルくらいです。この糸が普通5本一組で売られています。

力糸は、「力糸 2号→14号、15m×5」というような表示で売られています。
「この力糸は2号からドンドン太くなっていって15メートル先には14号になっています。これが5本入っています。」
という意味です。

ナイロン2号の道糸の場合、力糸は「2号→12号」「2号→13号」「2号→14号」のどれかで問題ありません。

また、力糸を結ばずとも、道糸が最初からテーパーになっていて力糸不要のものも売っています。
その場合、「テーパーライン2号 215メートル」というような表示で売られています。

まぁ、どちらでもお好きな方を使用してください。

道糸と力糸の結び方は電車結びってやつで結ぶといいでしょ う。

電車結び

※参考 ラインの価格
ナイロンライン 2号 200m→平均800円〜1000円超
力糸→平均800円前後


仕掛け

ズバリ、自作に限ります。

とは言っても、初心者の方には中々大変ですね。
そういう時には市販の仕掛け。市販仕掛けでも十分釣れます。
特に今の市販仕掛けは色々こだわりがあり中々のものです。

釣具店に行ってお好みのを買うとよいでしょう。できれば「遠投仕様」と書かれたものを買うと
いいと思います。

針の大きさですが、13号〜14号あたりでよいでしょう。

あとはやっているうちに、ここはああしたほうがいい、あそこはうんぬんと分かってくる事がでてきます
ので、その時自作に挑戦しても遅くありません。

参考までに私の場合、投げカレイ天秤だとかサーフ天秤と呼ばれる天秤⇒コレに、
ホンテロンというハリス8号を15〜20センチ、14号のカレイ針で他は一切ナシというシンプルな一本針仕様です。

ちなみに仕掛けは針の数が多い、仕掛けの長さが長い、餌を沢山付けることで飛距離が落ちます。


オモリ

釣具屋さんに行くと色んな形をしたオモリが売っています。初心者の方はどれを買っていいのか
迷うとこです。とりあえず投げ釣りで使うオモリをいくつかあげておきます。

(クリックするとどんな形か見れます)
小田原型⇒万能オモリ。オモリの定番。
スパイク⇒砂浜で使います。これを引きずると砂が舞い、砂底にいるカレイを誘うという代物。流されにくいで す。
三 角⇒砂浜で使います。潮流の速い所で流されないようにするために使います。
弾丸・ロケット・ミサイル⇒遠投仕様。ぶっとびます。
三角スペース⇒弾丸と三角の特性を併せ持ったオモリ。

こんな感じです。
じゃあどれを使うのかっていうと、上記のタックルであれば弾丸を 使います。

あとは重さですね。オモリの重さは号数で表してあります。
通常使用する号数は25号、27号、30号あたりです。竿の項で説明したように今回、30号の竿を使用する
って事になっていますのでオモリは30号、、、なんですが、実はワンランク軽いオモリを使ったほうが投げやすいです。
なので27号を使用するといいでしょう。

ちなみに1号というのは1匁(もんめ)の事で、1号=1匁=3.75グラム になります。
なので27号=101.25グラムです。

※参考 オモリの価格
一個 数十円〜100円
(店頭価格)

エサ

ご存知イソメを使います。
イソメは生きたまま針に刺して投げると着水前に切れて飛んでいきます。
なので塩でシメてから使います。いわゆる塩イソメです。

塩イソメを作るとき、ほとんどの方は新聞紙を使います。この新聞紙をペットシートにすると
簡単かつ高品質でできあがります。

イソメは元気なやつを使ってください。弱ってるヤツや買ってから2日くらいしたヤツはダメです。
ペットシートの上にイソメをぶちまけます。イソメの量は大パックってやつです。
この時、パックの中に入っている小さな木の木っ端みたいなやつは入れないように。
そこへ1キロ詰めの塩半分、つまり500グラムをぶっかけます。
ぶっかけたらイソメと塩をまぜまぜします。この時イソメにかじられます。「痛っ!」と言いながら
作るのがおつです。
まぜまぜ完了したら平たく均等にします。あとはペットシートをクルクルと巻いてガムテープでキツメに
止めて完了です。
液漏れ、臭いは完全シャットアウトできます。吸水性も抜群でいい塩イソメができますよ。

ちなみに2時間後には使用可能です。ベストは6時間後くらいでしょうか。
シメてから1日〜1日半で使いきってください。すぐ切れるようになってしまいます。

一日手一杯釣るのであればこれを3つくらい持って行きます。

さて、出来上がった塩イソメ、どのように使うといいのでしょうか。

まず、頭の部分から針を通します。通すと言っても頭の部分だけ針を掛けます。いわゆるちょん掛けってやつです。
それを2〜4匹、一本の針に掛けます。
掛けたら7〜10センチくらいで切って長さを揃えます。

あとは投げるだけす。

「そんなに沢山付けたらお口に入らないんじゃないの?」
いいえ、ちゃんと食ってきます。安心してください。

参考 イソメの価格
イソメ大パック 600円〜800円


その他

何セット揃えりゃいいのか?

基本は3セットです。一本は遠くに、一本は中くらい、最後の一本は近くに投げます。
ただ、最近は普通2セットですね。
同じ物を揃えてください(仕掛けは別でも構いません)。

もうやってはいるが初心者の方というコンセプトですので竿立てだとかバッカンだとか
ははぶきます。


どうやって釣る?


まず投げるわけですが、初心者の方はオーバースローという投 げ方をマスターしてください。
オーバースロー⇒シマノ オーバースロー

投げた後、仕掛けが着水したらベールを元に戻してすばやく糸ふけを取ります。
この時はまだ竿は持ったまま垂直に近い角度で立てて下さい。するとコンというような感触とともに
オモリが底に着いたのがわかります。

オモリが底に着いたら竿立てに竿を立てかけます。立てかけたらゆっくりとラインが張るまで巻いてください。
ココでまず一段落です。

初心者の方はココでこのまま放置しちゃいます。

ダメです。

5分に一回くらいゆっくりリールを3〜4回転巻いたり、竿を立ててしゃくりを入れます。
これを5分毎くらいに5〜6回繰り返してアタリがこなかったら、巻きあげてエサを取り替えて繰り返しです。

アタリが来た場合ですが、竿先がちょちょっと揺れた瞬間「キターーー!」なんて言って速攻巻きあげては
ダメです。逃げます。
ちょんちょん ちょん ちょんちょん ぐぅっ!の「ぐぅっ!」でアワセて巻き上げましょう。

ちょちょちょん・・・シーン の場合、ハンドル半回転くらいゆっくりと巻いてみましょう。
これでもシーンの場合は残念賞です、次回に期待してください。


いつ行ったらいいんだ?

最初の方でシーズンの話をしましたが、この他にもやはり釣れる日釣れない日があるわけです。
ここでは難しい話は抜きにして簡単にいっちゃいます。

風と波

風が吹くと波が立ちます。つまり風が強いと波がざっぱーーーんなのです。
でも風が強くても波が立たない事もあります。出し風の時です。
出し風とは陸から海に向かって吹く風の事です。

日本海側なら南東の風がそれに当たります。

ただ、初心者の方は風が吹いたり波が立っている時に釣りをすると必ずと言っていいほど
トラブります。仕掛けがグシャグシャになったり、あらぬ方向へへ飛んでいったり釣りにならない事も
あります。
なので、穏やかな日をお勧めします。

どの方向の風でも風速が1〜2、南東の風なら(日本海)3くらいまでです。

前の日まで波風が強かった場合、波風が収まって中一日あけてください。

「海まで行って見てみないとわからないんじゃない?」
わかります。今はとても便利なのです。

風や天気、気温なんかはピンポイント天気など見ておけばいいとして問題は波ですね。

ココ⇒沿岸波浪予想 を見 ると一目瞭然です。
ここのサイトの予想で色が、黒か青ならGOです。


潮汐

潮汐とは潮の満ち干きのこと、満潮とか干潮というアレです。

ズバリ釣れる日は中潮〜大潮の日。
この日を狙って行きましょう。

北海道の潮汐表


釣れる時間

これはもう朝と夕方ですね。
朝は日が昇る前の朝が一番いいです。夕方は日が落ちてから真っ暗になる前がいいです。

どちらもこの時間を常用薄明といいます。この時間が最高潮です。


どこに行ったらいいのかわからんよ

以下に初心者でも入釣しやすくわりかし釣れる場所を紹介しときます。
(札幌近郊)

日本海

☆石狩湾新港 西埠頭
☆石狩海水浴場⇒6月上旬まで。以降、海水浴客が来るので釣りは無理。カワガレイ多い。
☆小樽南防波堤
☆泊村 兜千畳敷⇒岩場です。

太平洋

☆苫小牧西港 中央南埠頭⇒5月くらいから。大物クロガシラが出ます。
☆苫小牧東港 内防波堤⇒港内側へ投げます。
☆白老港
☆室蘭港 崎守埠頭、西二号埠頭⇒西二号埠頭は釣り易いのですが混んでます。地元民の場所取り多数。


その他

☆事故について

波が高い日の釣りはやめましょう。

堤防や岩場ではライフジャケットを着用しましょう。

地震が来たら釣り道具なと放っておいて即逃げましょう。津波がきます。

岩場では波がかぶるような所では竿を出してはいけません。
多少の波だと思っても、100波に一回は1.5倍、1000波に一回は2倍の高さの波が来ます。

釣りの事故はその70%が転倒・転落による事故です。十分気をつけましょう。



☆何か疑問・質問、教えろヽ(`Д´)ノってことがありましたら掲示板に書いておいてください。


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